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子育てぐらい簡単やろ!と思っているすべてのお父さんへ

2013 年 3 月 7 日 コメントをどうぞ コメント
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奥さんが風邪を引いてダウンしていたので、一日子供(1歳9ヶ月)の面倒を見ていました。

奥さんに用事がある時は、近所にあるうちの実家に子供を預けたりしていたので、ガッツリ面倒を見るのは久しぶりでした。
普段からよく面倒を見ているとは言えないので、罪滅ぼし的な意味も込めて頑張ったのですが、なかなか大変だったので書いておきます。

 

(1) 時間が過ぎない。
これがもう大変でした。
おままごとをしたりしようとしますが、ひと通りやっても5分か10分ぐらいしか過ぎません。
本を読んであげても、これもまた数分。幼児用の絵本なのですぐに終わるんですよね・・・。
お絵かきをしてもそんなに長々とは描けないし。
時間を潰そうと思っても全然潰れません。
外に遊びに行こうにも、僕も子供も風邪気味なので行けませんし、PM2.5の件もあるので、ちょっと外遊びはなぁ、という感じでした。
となると家の中しかないわけです。
ひと通り遊んでも全然時間が過ぎず、やることがなくなってしまうので、結果、子供番組のビデオに頼ってしまいました。
時間の過ぎなさ具合は、電車の中でお腹が痛くなった時と同じぐらいでしたね。

 

(2) だっこ攻撃。
これもまた大変です。
ちょっと遊ぶのに飽きたり、眠たくなったりするとすぐ「だっこ」と言います。
無視すると当然泣きます。リミットは5秒以内。
「だっこ」の声が出てから5秒以内にだっこしないと、ぎゃーーー!とえらいことになります。
ママがいる時は全然僕の方には来ないのに、ママがいないとこっちに「だっこ」と言ってくるという・・・。
なんとも調子のいいやつです。
将来、媚を売りまくる人間に育たないか、今から将来が心配です。

このだっこ、地味にしんどいです。
なにせ、エンドレス。
一度抱っこしたが最後、降ろすことは許されません。子供の気が済むまでだっこしないといけないのです。
つまり、僕には決定権がないわけです。
子供の好きなタイミングで「だっこ」と言われ、好きなタイミングで勝手に降りるという。
まさしく奴隷の如き扱いです。
最近子供の体重もだんだん重くなってきて、腕がパンパンになってきます。

 

(3) 何もできない。
子供の面倒を見ていると、他のことが何もできません。
仕事のメールチェックはiPhone・iPadでもできますが、あまり長時間触っていると、子供が「遊んで~!」と駄々をこねるので、返信まではとてもできません。
パソコンももちろんする余裕はありませんし、ちょっと本でも読もう・・・とか全く無理でした。

ちなみに、iPadを触っていると、
「iPad = Youtubeで何か面白い動画を見せてくれるもの」
という認識をしているので、すぐさま寄ってきます。
そして動画を見せろとねだってきます。
もし見せないと、これまた泣き叫びます。
iPadを開かなければよかった・・・と後悔する瞬間です。

 

そんなこんなで、一日大変でしたが、なんとかやりきりました。
それにしても、これを毎日やらないといけないママは大変だなぁ、と思います。
本当に体力を根こそぎ持っていかれるような脱力感でした。
「子育てしながらでもこれぐらいできるやろ!」とついつい思ってしまうのですが、明日からちょっと優しくしようと思います。

 

それから、こんなに愚痴を書いていますが、それを差し引いてもやっぱり子供はかわいいです。
ちょっとでも笑顔が出ると癒されるので、アメとムチがすごい勢いで入れ替わりながら襲ってくるような印象です。
奴隷のようにこき使われながら、でもやっぱり抱っこしてあげる!いや、抱っこさせてください!と無条件で思わせる何かを持っているので、ほんとうに面白いくて愛しい存在なんだな、と改めて思った次第です。

 

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