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生パッケージ展、行ってきました。

2011 年 9 月 6 日 コメントをどうぞ コメント
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生パッケージ展、行ってきました。
http://pv1.packvillage.com/

この中の三原美奈子さん(http://miharadesign.com/)が知り合いなので、どんなかんじかなぁと見にいってみることに。
金曜日の台風の真っ只中でしたが、なんとか無事到着。

いつもよく通っていた肥後橋のこんなところにこんな素敵なギャラリーがあったなんて全然知りませんでした。
わからないものですね。

中に入ると、レトロな雰囲気の、誰もが昔憧れたであろうアンティークな洋室が。
板張りの床に電球色の電灯。
これだけでもテンション上がります。

それはさておき。
内容はというと・・・。
どれもクオリティが高く、「今すぐにでも使えるんちゃう?」というようなものばかり。
いやぁ、刺激受けまくりでした。

なんでも、みんなでミーティングを重ねて、それぞれの作品にもみんなでアドバイスしながらつくり上げたとのこと。
「生パッケージ」という切り口からでも、ひとそれぞれ全然違うものが生まれるんだなぁ、と感心しました。

 

では、写真をばーっと紹介していきますね。

お店の外観です。外観からして素敵。

 

「生パ」と大きく書かれています。

 

三原さんの作品。アイスクリームのパッケージ。すんごいおしゃれです。

 

ポテトチップスやサラダオイルのパッケージなど。かっこいい・・・。

 

女の子に贈ったら間違いなさそうなかわいらしさ。
模様がめちゃめちゃ細かいです。

 

上のを拡大したところ。
細かさが伝わると思います。ほんと、髪の毛一本分ぐらいの細さです。

 

びっくりしたのは、意外に手作業ではなく、レーザー加工などの工業技術も使っているということ。
クリエイターさんも、自分の作品を具現化させるために日々そういった情報を収集しているんでしょうね。
たしかにこれ手作業でやるのは恐ろしく時間かかるよな、と思いつつ、なるほど、と納得しました。

ちょっと専門的な話をすると・・・。
通常、紙をある形に切り抜く場合、「打ち抜き」という加工方法と、「レーザー」という2つの選択肢があります。

「打ち抜き」は木型と呼ばれる型を一度作り、その形に紙を打ち抜く、という方法です。
量産する場合はこれが早くて安いんですが、型を作らないといけないので、初期費用が結構かかってしまいます。

「レーザー」は、Illustratorなどのファイルがあれば、機械が自動的にその形沿って切り抜いてくれるので、簡単です。
ただし、一本一本、線を切り抜いていくので、一つが出来上がるのに時間がかかります。
なので、量産にはあまり向きませんが、一個だけ作品を作る、という場合には安く上がります。

ということで、今回はレーザーを使って加工されているクリエイターさんが多かったですね。
皆さん、さすが紙を扱うクリエイターさん、その辺もしっかり踏まえた上でレーザーを選択されていたようです。

それにしても、この作品が世に出ないのはもったいない!と思うような作品ばかりでした。
商品化したらいいのに、と思うのですが、そう簡単には行かないんでしょうね。
三原さんのアイスクリームのパッケージとか、ゴディバとかで使えそうなのに・・・と思って見ていました。

パッケージって何気なく見ているけど、それも誰かが頑張ってデザインして作ってるんだよなぁ、と改めて思った一日でした。

 

生パッケージ展は、9月9日(金)、10日(土)、11日(日)に開催しているそうです。
週末お時間のある方はぜひ!

【開催日】
2011年9月9日(金)、10日(土)、11日(日)

【時間】
12:00-20:00  ※11日は18:00まで

【場所】
チェリーズ ギャラリー
〒550-0001 大阪市西区土佐堀1-1-5 敬明ビル B1F
地下鉄四つ橋線「肥後橋」駅3番出口より 徒歩すぐ
(スープ&カフェ チェリーの地下)

 http://pv1.packvillage.com/

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